誰も死ななくていいRPG『Undertale』で遊んでみる その1
ずっとやってみたかったゲーム『Undertale』がPS4に移植されていたので買いました。
もう少し早く気づけばダイナミックテーマももらえたのですが、残念。
どういうゲームかというと、
わたしには正直そこはあまり刺さらなかったのですが、
手放しで評価している人が多いのと、音楽の評判も非常に良いということで気になっていました。
あと、ゲームどへたくそなわたしでも何とかなりそうな見た目ってのもあります。
自分はふだん攻略サイトや動画をすーぐ見てしまうタイプなのですが、
この作品に関しては、最初の花が出てくるところからは基本的に初見でプレイします。
トロコンまでぜったいにネット見ないもん!ということではないですが、
未クリアエリアの情報はなるべく耳に入れないように進めます。目標低っ!
というわけで、以降の内容は全部ネタバレですが、
これから遊んでみようとお考えのかたはご覧にならないほうがいいかも。
さて、さっそく始めましょうか。
最初に軽く背景の説明があります。
かつてモンスターとの戦いに勝利した人類は、彼らを地下世界に閉じ込めました。
ある日、一人の人間が危険と言われている山に登り、案の定地下世界に落っこちました。
そいつが主人公です。名前は...よなねずでいいや。
なにやら付けられない名前もあるみたい。
どーん。
お花柄の超高性能衝撃吸収マットの上に落下できたので無事でした。
あふれ出るスーファミ感。
ちょっと進むと花。ああ、花。お前のことは聞いているぞ。なんか豹変するんでしょ?
あとトイザらスにもっと茎の長いやつが売ってた。
まだ売ってる!
あらあ。開始から1分程度で「しね」と言われてしまいました。厳しいRPGです。
ちなみにこいつはチュートリアルも兼ねていますが、
嘘情報で被弾させようとします。
ですが彼の言うことを鵜呑みにせずに避けていると、なにやってんの?と煽ってきます。
煽ってくる奴は墓石と思うことにしている
でも大丈夫。おばさんが花をぶっ飛ばして助けてくれました。
この遺跡の管理人だそうです。お名前はトリエルさん。
犬?牛?わかりませんが、たぶん美人枠ですよね。
ケモナーと呼ばれる人たちには人気そう。どうですか?
いきなり新生活を提示されます。意外に強引なタイプ?
このあとはトリエルさんに連れられて遺跡内部を進んでいきます。
実はまだチュートリアルで、彼女はエリアの歩き方などを優しく教えてくれるのですが、
わたしのクセというか、困ったことにとにかくすべての情報が欲しくなってしまうんですよね。
マップはすみからすみまで調べ、
アイテムをひとつ残らず回収し、
全選択肢を試し、用意されている会話はすべて聞きたい。
...うーん、これは何なのでしょうね。
FSSの13巻でモラード博士が
「知識欲は人間の最も醜い欲だ」
と冗談まじりに言っていましたが、まさにそれです。
知識を得てもそれほど意味がないし、自慢する対象もない。
ただ知りたい、この目で見たいという欲求です。人間て不思議だよね。
というわけで、あちこちしらみつぶしに探索するのでクソ時間がかかります。
トリエルさんにも心配されてしまいました。
内心はきっと、ブチギレているか本当に頭が可哀想な奴だと同情されているかのどちらかです。
ここで待っていないさいと言い残して彼女が去ったので、(ちなみにみまもりケータイを持たされました)
さっそく言いつけをやぶって進みます。これで気兼ねすることなく探索できる!
アイテムカンストなんかも試してみますが、まさかの8個までしか待てませんでした。
まあこれが本来あるべき姿だよね。他の主人公たちが持っている異次元ポケットがおかしいんだよ。
モブとの戦闘もぼちぼち始まります。
いまだによくわからないのですが、この中央に近い部分で○ボタンを押すと高いダメージを与えられるってことなんですかね?
ちなみに、キーコンセプトにもあったとおり、戦闘を回避することもできます。
「たたかう」以外にも「こうどう」「みのがす」の選択肢があり、相手によって行動の内容が変わってくるようです。
とりあえず視界に入った奴は倒していますが、
敵を殺すか殺さないかでストーリーが分岐するらしいので早めに方針を決める必要がありそうです。
いや、もう遅いのか?
ここまでたどり着くと、トリエルに再会。
勝手にうろついたことは怒られませんでした。おり込み済みだったみたいです。
お家に上げてもらいます。ここが拠点になるのかな?
お宅の中を探索。
ノリがちょっと寒いという評価をしている人もいましたが、
わたしはこのセンス、いまのところすきですよ。
この家には下りの階段があり、
ここから進もうとするとトリエルがソッコーで連れ戻しに来ます。
トリエル「うろちょろするんじゃねえクソガキ!」
ちなみに7〜8回までコメントのパターンが変化します。こういうのも全部試したくなるんですよね。
進まねえ。。
トリエルは主人公とここで暮す気満々で、世間話などをしてきますが、
会話の選択肢に「早く帰りたい」みたいなものが出てきます。
(この主人公、大概に空気が読めなくてヒヤヒヤします。)
これを選ぶと、トリエルはさっきの階段下に移動して待機します。あら。意外にアッサリ...?
となるわけもなく、彼女は主人公を強く引きとめます。
なんでも、地上に出るまでの生存率がめっちゃ低いようです。
赤字なので憶えておいたほうがいいですね。あずごあ。
なんかワーグナーをBGMに蜘蛛の化け物がナパーム弾投げてきそうな名前。
というわけで、どうしても進みたいなら拙者を倒していけ!という展開になってしまいました。
リング・スライサー!
チュートリアルボスなのでそこまで強くはないですが、
システムをまだよく知らないわたしは、ここで彼女と和解(?)してしまいました。
これで敵を全員殺す展開のフラグは折れてしまったようです。
トリエルさんは涙ながらに送り出してくれますが、
1周めは全員殺そうかなと考えていたわたしは、さっそくやってしまったという気分です。
やっちまった。
いや、待てよ。それなりに速いネット回線が敷かれているなら、しばらくここで暮らすのも悪くないかも。
うん。そうだ、帰って寝よう。もうゲームなんていいや。
えー
やっぱ旅立たないとダメ?
強制起床
扉へ進むとふたたびタイトルクレジットが現れます。
ここからがいよいよ本編!という感じです。
つづく