近野電機・近洋ラジエータ 新館

姫サーのオタです。いちおうネット屋

浪人生は隠れて生きろ!(下)

ひねくれすぎて本当に可愛かった浪人時代の話の続き。

まあ悪口ばかり書いたけれど、予備校に在籍していたことは後悔していないです。
浪人生なんて実に不安定な存在で、ニートみたいなもんですからね。
パウチもされていないペラッペラな学生証でも死ぬほどありがたい。

あとは先生との出会い。
小中高にはいないような個性的な講師の方々が多くて、
ビジュアル的にはアレでも、生き様がかっこいい。
特に学生運動をがんばりすぎちゃって就職ができなかった先生たちは、
皆どこかしらぶっ飛んでいて爽快でしたね。
教官と喧嘩をして教習所をどろっぷあうとし、いまだに免許未取得の50代♂が数人いたし。
わたしの推しメンはとある英語教師なのですが、
いい年して全身コムデギャルソンの超絶学歴コンプ、
講義自体はわかりやすいものの、彼の使う日本語がしばしば難解で、
英語の授業にもかかわらず受講生が広辞苑をスタンバイしている、という人物でした。

と偉そうに語ってきたけれど、わたしは第一志望に落ちたダメ浪人生である。
正直あんまり勉強をしていなくて、バイトしたりからあげ研究したり名古屋市内を散策したりしていた。
全力でやっていたら、今頃卒業式のコスプレでも考えていただろうな〜
じゃあお前もっと勉強すればよかったじゃん、負け惜しみ言うなよ!
って言われそうだけど、本当にその通りです。何とかなると思っていたけれど、甘かった。
結局勉強が好きじゃなかったんだなあ。
「勉強が好き」もしくは「好きではないけれど手段として取り組める」ことは能力のひとつだと思います。

まあ結果的に今の大学でよかったと思えるからケロっとこんなことを書いているけれど、
そうでなかったら浪人時代の自分を責めまくって登校拒否になってたかもしれない。

まとめると
①浪人も悪くない、むしろ妥協するよりいいと思う
②でもやるなら全力でやらないと後悔する!また落ちるぜ
③予備校が居心地良すぎると来年もお世話になりそう
④プロ受験生になったら終わり、受験の世界に漬かっちゃだめだ
の4本です!来週もまた見てくださいね〜